近畿大学の近頃

今年から近畿大学でダンスや演劇を教えてみたりしていますが、特に私がなにかを教えることもなく、皆は真面目に取り組んでくれていると感じています。それを前期は形にしてゆきたく、後期には作品になるようにしたいと思います。

月曜日はダンスの日です。
3年生はソロに取り組んでいます。これはたくさんの動きを憶えて、それを構築してフレーズにまで発展させます。膨大な時間と努力が必要です。皆が考え出した小さな、小さな動きを永遠にちかい形で構築していくので、身体が憶えるのも大変ですが、その後、どう踊るか?という問題をつきつけられ、最終的には人と比べられ、時間の蓄積をしてない人は踊っていれば一瞬でわかるという過酷な現実をつきつけられます。

2年生はデュオに取り組んでいます。動きを人と人との関係によって空間と時間を考えて創りだすことをやっています。これは構成を考え、どうやって人と人を出会わせればば面白くなるか、時間、空間、人をどう動かし、又、自分がどう動くかを考え続けます。人と人とがどう向き合うべきなのか?を考え続けていかなくてはいけないし、なにが自分が面白いと思うか?を他人に提示しなくてはいけないので思考し続ける努力が必要です。思考し考え続けないとアイデアはでてこないし、面白いものもできないという現実をつきつけられます。

みんなと会うのは週に1回だけなので、来週までに宿題をだしました。動きを忘れない、憶えること、どのように構成を変えてゆくかを考えるということです。これには努力が必要です。みんながやってくるのを期待します。

今日みんなとやりながらずっと考えていました。ダンスを創るということは考え続けるということなのだと...ひとつのテーマから新しい動きをうみだすことに絶望的になる瞬間が私自身にはあるが、小さなチリのような動きやアイデアを膨大に集めてゆけば、まだまだ新しいダンスができるのではないかと思えたことは、私にとっては驚きでした。

聞く努力、伝える努力、持続し続ける努力というキツイ3ケ条をつきつけられる過酷なクラスですが、で、勝手に私なりに少しづつみえてきました。即興から一歩前進して動きの構築と構成をソロとデュオでやりきろうと、そう、皆を信じて、自分を信じてやりきろうと思いましたので、皆がそれぞれに思考し、努力すると願うばかりです。



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